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KAGULA(カグラ)Financeとは?【多くのPJと連携!AstarのNo.1ステーブルコイン交換所】

Astarネットワーク

こんにちは、ASTER研究所のマサです。
今回は、Astar network上のプロジェクト【KAGULA(カグラ)Finance】について解説します。

忙しい人「KAGULA(カグラ)って何?何ができるの?他のプロジェクトとの連携って?。」

マサ「KAGULA(カグラ)は、Astar上のステーブルコイン交換所です。だけでなく、Astar上の主要なプロジェクトと密接な関係にあるコアなプロトコルなんです。」

10秒でわかるこの記事の概要

Kagula(カグラ)Financeは、AstarNetwork上のステーブルコイン交換所。
Astar上でNo.1のステーブルスワップを目指しています。
ステーブルコインの交換スワップ機能のほか、3つのステーブルコインを預ける3Poolを備え、獲得したLPトークン($3KGL)をかけることで、独自通貨$KGLが得られます。

また、Kagulaは、Astar上の核となるプロジェクトと横断的な連携をしており、例えば、

  • StarLay上の保有資産をダイレクトにKaglaにステーキング
  • 獲得した$3KGLや$KGLをMuuuにステーキングしてブースト

などと、Kagula単独でなく、あらゆる連携プロジェクトを絡めることで、より多くの報酬を得ることができる仕組みも搭載。
これからの連携の拡大や、まだ未実装な機能($veKGL)もあり、AstarNetwork上での、まさにコアなプロジェクトの1つです!
>>KagulaFinance公式サイト

という感じです。
Astarの主要なプロジェクトですので、Astarネットワークの伸びとともに、大きく拡大が予想されます。
独自通貨$KGLの仕組みや、ステーキングでブーストする方法など、より詳しく知りたい方はぜひ続きをお読みください!

今回の内容

Astarを知る上で、【ArthSwap】【Starlay】【Kagula】【Muuu】については、ぜひ押さえておいていただきたいと思います。
その中の今回は【Kagula】。
仕組みを理解し、効率の良い運用をしていきましょう!

Kagula(カグラ)Financeとは?


Kagula(カグラ)Financeとは、AstarNetwark上での主要な(AMMtomated Market Maker) であり、ステーブルコインを交換するステーブルスワップ・プロトコルです。

といっても、わけわからないですよね。
ずばり簡単に言うと、

  • 流動性を提供することによって、報酬がもらえるDefi機能
  • ステーブルコイン同士を交換できるスワップ機能

以上の2つを備えたプロジェクトだと思って頂ければOKです!
中でも、ステーブルコインに特化した交換所というところに注力していて、AstarNetwark上でのNo.1ステーブルスワップになることを目指しています。

名前Kagula(カグラ)の由来

名前のKagula(カグラ)は、日本の神事で使われる『神楽(かぐら)』からきており、そのアイコンも日本で『みつどもえ』を表す家紋から取っています。
なんだかかっこいいですね!
これだけで応援したくなっちゃうのは、僕だけでしょうか。

対応するステーブルコイン

現在Kagulaで交換及びステーキングに対応しているステーブルコインは、

  • USDC※
  • USDT※
  • DAI※
  • BUSD
  • BAI
  • oUSD

の6種類。
そのうち、メインとなるのは※のついた3種類です。

この3種類を同時にプール(3pool)へ預けることにより、預かり証に当たるLPトークン($3KGL)をゲットできます。
このLPトークンをさらにステーキングすることで、独自トークン$KGLが得られます。

さらに$KGLをロックすることで、将来的には$veKGLというガバナンストークンもゲットできるようになるのですが、今現在は未実装となっています。
その代わり、他のプロジェクトであるMuuuuFinanceでブーストを掛けることができるのですが、それは次でご説明します。
とりあえず、「ステーキングをして得たLPトークンで、多くの運用ができるんだな」とザックリ理解してくただければと思います。

ちなみに、上記で出てきたステーブルコインですが、BAIはAstridDAOで発行しているステーブルコイン、oUSDはOrcusFinanceで発行しているステーブルコインになります。
いずれもAstarNetwork上のプロジェクトです。
それぞれについて詳しく知りたい方は、下のリンクからご確認ください。


『Kagula』3つの預け方と2つの稼ぎ方

Kagulaへの預け入れ

まずは、Kagulaの預け入れ方です。
Kagulaでは、ステーブルコインを預けることで、独自通貨の$KGLを獲得できます。
ステーブルコインは、先ほども少し言いましたが、3つのステーブルコイン($UDSC、$USDT、$DAI)を同時に預ける必要があるのですが、その預け方が少し独特です。
大きく分けて、2つの方法があります。

  1. ウォレットから直接預入れ
  2. Starlayプールからダイレクトに預入れ
  3. 他のステーブルコイン($BAI、$BUSD、$oUSD)と一緒に預入れ

順にみていきます。

ウォレットから直接預入れ

まずは、ウォレットから直接預け入れるケースです。
これは一般的にどこでも一緒の普通のやり方です。

ウォレット(メタマスクなど)につないで、Kagulaの3Poolにアクセスします。
その後、3つのステーブルコインを、それぞれに比率に合わせて数量入力をすれば、完了です!
このやり方は、特に問題ないかと思います。

Starlayプールからダイレクトに預入れ

これが、あらゆるプロジェクトと連携しているKagulaだからこそできる、ユニークな預け入れ方です。
どんなものか簡単に言うと、Starlayにデポジット(預入れ)している資金をダイレクトにKagulaに入れ込むことができるというものです。

通常、Starlayにある資金をKagulaのような別のプロジェクトに移したい時には、

・Starlayから引出し⇒ Kagulaへ預入れ

という手順を踏みますよね。
しかし、KagulaはStarlayと連携しているので、いちいちStarlayから資金を引き出すことなく、直接KagulaのPoolへ預け入れることができるんです!
すごい!

Kagulaに用意されている『Starlay3Pool』というのが、そのPoolです。

しかも、通常の3PoolとStarlay3Poolは別物で、それぞれ独立したAPYが用意されており、Starlayを介した方が、若干APYは高く設定されています。
もちろん解約する時も、Kagulaから引き出したら即、Starlayのデポジットに戻りますので、手間がかかりません。
非常に使い勝手がいい仕組みになっているんですよね。
なので、Kagulaを利用する際は、Starlayを利用するのが、個人的にはお勧めです。

ただし、注意点もあります。
このやり方では、結局はStarlayの資金をKagulaに移しているということになります。
ですので、Starlay3Poolを利用している間は、Starlay側でのリワードを受け取ることができません。
また、Starlay側での資金が減少するので、借り入れ上限やヘルスファクターも減少します。
あまりやりすぎると、Starlayの借入が強制清算される恐れもありますので、その辺は十分に気を付けて利用してください。

他のステーブルコイン($BAI、$BUSD、$oUSD)と一緒に預入れ

Kagulaでは、通常3つのステーブルコイン(3Pool)を預入れるのですが、他のステーブルコインを一緒に預けれて4Poolにすることができます。
それにより、さらに利回り良いAPYの獲得が可能です。

各預け入れるステーブルコインの枚数の割合は、その時々のPoolの状況で変わりますので、その点だけ注意してください。

Kagulaの3つの稼ぎ方


次にKagulaの稼ぎ方についてです。
実は、ステーブルコインをKagulaに預け入れた時点で、すでにリワードとして$KGLが獲得できるようになっています。
その時に、預け入れたステーブルコインの『預かり証』として、LPトークン『3KGL』が得られます。
この『3KGL』を預け入れることにより、さらに$KGLを獲得することができるという、2度おいしい稼ぎ方がKagulaではできちゃうんです。

具体的に、その稼ぐ方法は大きく2つあります。

  1. Kagulaにそのままステーキング
  2. MuuuFinanceへ預入れてブーストする

最初に言っておきますが、絶対に、どうしたって、何が何でも2番目の『Muuuに預入れてブースト』がおすすめです!
順番に見ていきながら、その理由も説明します。

Kagulaにそのままステーキング

まずはそのまま、Kagulaにステーキングする方法です。
ステーブルコインを預け入れて$3KGLを手に入れた同じ画面のすぐ下に、$3KGLのステーキング場所があります。
そこの数量を入れて『Stake』を押すと、終了です。
非常に簡単ですね。
これでさらに、$KGLを稼ぐことができるようになりました!

しかし・・・、もっといい方法があります。
それは次でご説明します。

MuuuFinanceへ預入れてブーストする

Kagulaは多くのプロジェクトと連携しており、MuuuFinanceもその一つです。
MuuuFinanceは、Astar上に展開しているイールドアグリゲーターのプロジェクト。
細かい説明は別の記事にてさせて頂きますが、イールドアグリゲーターとは、預けたトークンをもとに自動で収益を再投資するなどの運用をしてくれるシステムのこと。
今回のKagulaとMuuuに関して言えば、Kagulaの$3KGLをMuuuに預けることで、通常の利回りに約2.5倍ブーストがかかります!
2.5倍!!

ですので、$3KGLをゲットした際は、そのまま預けるのではなく、MuuuFinanceへ預け入れることをお勧めします。

これから実装予定の$veKGLについて


運用という部分で、今後実装が予定されている『$veKGL』についても、少し説明しておきます。

今後、Kagulaには$KGLをロックステーキングする機能が実装予定です。
これは通常のステーキングとはまた少し違った性質を持っていて、ある程度の期間ロックされる代わりに、『$veKGL』と呼ばれるトークンをゲットできます
この$veKGLはガバナンストークンとしての機能があり、このトークンのホルダーは、Kagulaにおいて投票という形での影響力を持つことができるようになります。

投票については色々とあるのですが、一番大きいのは、Poolのブーストです。
ステーブルコインのPoolにかけられているリワードの利率を、投票によって引き上げることができるようになったりするんです。
「オレ、このPoolにいっぱい入れ込んでるから、投票で利率上げちゃおう。」みたいなことが、極端に言うとできちゃいます。

今まだ未実装なので、具体的な仕様は不明なのですが、ザックリとはこんな感じになる予定です。
また詳細判明したら、追記していきたいと思います。

他のプロジェクトとの連携関係


最後に、他のプロジェクトの連帯関係を簡単に説明します。

記事中に出てきたプロジェクトもありましたが、Kagulaはいくつかのプロジェクトとチームを組んでいます。
『DeCartel(ディカルテル)』というチームです。
そのチームのメンバーは以下の4つ。

  • ArthSwap
  • Starlay
  • MuuuFinance
  • KagulaFinance

中心となっているのは、ArthSwapです。
この4つのプロジェクトのTVL(預け入れられている暗号資産)を合わせると、なんとAstar上のTVLの90%にもなります。
いや、ほぼほぼですね。
この『DeCartel』は、プロジェクト同士が不毛な争いをするのをやめて、利用者が安定的に利益を享受できるようにとの思いから、立ち上げられました。
ですので、相互のプロジェクト同士を支えあったり、支援しあったり、連携をスムーズにいくようにしていたりするんです。

今回、Kagulaで、Starlayからダイレクトに預入が可能だったり、Muuuでブーストが可能だったりするのは、このためです。
今後、参加するプロジェクトの数も増やしていく予定だということで、さらに期待が膨らみます!

・・・膨らんでいたのですが、現在、このDecartelに暗雲が立ち込めています。
というのも、先月、メンバーのStarlayが、IDOで大炎上してしまったからです。
不誠実な対応をしてしまったことで、コミュニティからもAstar利用者からも資金引き上げが起こる事態に。
このことで、中心だったArthSwapが、このDecartelから抜けるという発言をしました。

現在ある連携の解消にまではならないと思いますが、今後の発展については、完全に未定の状態です。
現在、市況も最悪な状況ですので、しばらくは仕方がない部分ですが、クリプト業界全体が盛りあがってきた際には、また素晴らしい連携を期待したいものです!

というところで、今回は以上です。
各プロジェクトについての詳細は、以下に記事がありますので、お時間があるときにでも読んでみてください。


ArthSwap
>>執筆中です><

MuuuFinance
>>こうご期待><

AstarNetwarkを知る上で、欠かせないプロジェクトなので、これからの動きにも要チェックですよ!
それでは、楽しいクリプトライフを!

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