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【NFTで統治する新しい形!】Astar上のDEX(分散型取引所)『StarSwap』とは?

Astarネットワーク

※ご注意
〈この記事は、仮想通貨に関する情報提供を行っていますが、将来の成果を保証するものではなく、また投資をお勧めするものでもありません。投資の最終的な判断は、あくまで自己の責任においてお願いいたします。〉

こんにちは。最近ますますAstarにハマっているマサです。
今回は、Astarネットワーク上に登場した、新しい形態のDEX(分散型取引所)である『StarSwap』の概要について解説します。

忙しい人「NFTが絡むって、どういう仕組み?NFT持ってるといいことあるの?種類があるみたいだけど、結局どれがいいの?」

マサ「仕組みとしては、従来のトークンでの統治(投票等)をNFTによって統治するようにしたイメージです。NFTのホルダーには、収益的な魅力もあり、人気が出そうな感じです。」

10秒でわかるこの記事の概要

StarSwapは、Astarネットワーク上のDEX(分散型取引所)です。
最大の特徴は、NFTによるガバナンス(統治)の仕組みがあること。
『StarCards』というNFTのホルダーによる投票で、DEXの方向性が決まります。
また、StarCardsホルダーには、取引所で発生する手数料収入の100%が分配されるなどの特典もあります。
今後はNFTステーキングにも対応していく予定ですので、Astarに関心のある方にとっては、見逃せないプロジェクトの1つとなっています!
>>StarSwap公式サイト

という感じです。
実は、このStarSwapの仕組みや特典は割と複雑で、一言ではなかなか言い表せない部分も多いため、気になる方はぜひ続きをお読みください!

今回の内容

僕自身、このStarSwapのNFTである『StarCards』を5枚所有しています。
当事者だからこそ書ける、深い内容もあると思います。
また、今後についての展望も僕なりに思うところを書いていますので、参考にして頂けたら嬉しいです。

StarSwapとは?


StarSwapとは、Astarネットワーク上のDEX(分散型取引所)です。
通貨同士を交換したり、Defiをして報酬をゲットできたりします。
有名どころでいうと、PancakeSwapみたいなものだと思ってもらえれば、間違いないです。
「そんなところ、どこにでもあるじゃん!」
そう思ったかもしれませんね。

でも、このStarSwapが面白いところは、NFTによってこのDEXが統治されるという点です。
ザックリいうと、NFTガバナンスがあるDEXという、今までにない形態のDEXなんです。
どういうことか、説明しますね。

このStarSwapは、『StarCards』というNFTを発行しています。
総数は全部で3000枚。
この『StarCards』NFTのホルダーには投票権が与えられていて、DEXの色々な事柄を投票で決めていくことができる仕組みがあるんです。
例えば、どのDefiプールの収益割合を上げようかとか、どのプロジェクトの参加を認めようか、などです。
投票権の詳細については、次の『StarCardsについて』で詳しく説明しますので、とりあえずここでは「StarCardsを持っていると、DEXについて色々決められるのね。」ぐらいに思っておいてください。
これが、NFTによるガバナンス(統治)という意味です。

また、このような投票システムを持っているためだと思いますが、StarSwapプロジェクトは『コミュニティ最優先』を掲げています。
StarCardsホルダーはもちろん、ディスコード等も含めて、開発チームよりもStarSwapコミュニティの利益を最優先させる姿勢が鮮明です。
この点も、僕が見てきた他のプロジェクトと違い、特徴的だなーと思います。

NFT『StarCards』とは?

『StarCards』についての概要

StarCardsとは、StarSwapが発行するガバナンス権付きのNFTです。
総発行数は3000枚。
星座が絵柄になっている、グラフィックの綺麗なカード型のNFTです。

このカードにはレアリティが存在していて、レアリティの高いものから、

  • ユニコーン
  • ブラック
  • ブルー
  • ゴールド
  • プラチナ
  • シルバー

となっているようです。
プラチナとシルバーのレアリティについては、ひょっとしたら逆かもしれませんが、今のところ明確なアナンスがないので、そんな感じです。

また、星座の絵柄や、表記されている文字等も違いがあり、この辺もレアリティに関係ありそうなのですが、現時点(2022/6/8)では不明です。
この辺の詳しいことが判明しましたら、追記しますね。

あと、発行に関してですが、現時点ですでに1000枚が発行されました。
1枚$500ASTRで、1日で完売したようです。
現在は、TOFUマーケットで、1枚約$1000ASTR前後で取引されています。
プロジェクトローンチ前で、すでに値段が2倍!
期待の高さがうかがえますね。

そして、残りの2000枚については、今後1000枚ずつ2回に分けて発行していく予定で、それぞれの販売価格はドル建てで

・2回目の1000枚は、$100相当の$ASTR
・3回目の1000枚は、$150相当の$ASTR

で予定されています。
早い方がお得、という感じです。

以上が、StarCardの概要です。
次に、そのメリットについて深堀りしてみてみましょう。

『StarCards』3つのメリット


StarCardを保有することで、ガバナンスの投票権を得ることは説明しました。
しかし、それ以外にも、保有することのお得なメリットがいくつかあります。
そのメリットは、大きくは以下の3つです。

  • ①NFTステーキング
  • ②手数料収入の100%が分配
  • ③参加プロジェクトやブーストを選べる

1つずつ見ていきます。

①NFTステーキング


まず第一のメリットは、StarCardsをステーキングして報酬を得ることができる、という点です。
StarSwapは、NFTステーキングにも対応したDEXになっています。
ですので、このStarCardsをステーキングすることで、StarSwapの独自トークン$STARを稼ぐことができるんですね。
このNFTステーキング機能は、徐々に拡大していく予定ですが、当面はStarCardsのステーキングのみの対応となりますので、早期から参入できるという点で、魅力的です。

②手数料収入の100%が分配


仮想通貨の取引所では、サービスを利用するごとに、様々な手数料をプラットフォームに支払います。
StarSwapも例外ではなく、例えばユーザーが1回Swapすると、0.3%の手数料をStarSwapは受け取ります。
通常、この手数料収入は、流動性提供者とプラットフォーム側が分け合うのですが、なんと、StarSwapの場合、プラットフォームであるStarSwapはこの手数料収入をビタ一文受け取らないんです!
そのかわり、その分の手数料収入は100%、StarCardsのNFTホルダーに分配されるという仕組みになっています!
ですので、StarCardsを持っているだけで、取引されるたびに、チャリンチャリン懐に収入が入ってくることになるんですね!
これは結構・・・すごいことじゃないですか。

ちょっと簡単にシュミレーションしてみます。
1日の取引量が、仮にArthSwapと同額の$80万あったと仮定した場合、0.3%を流動性提供者と半分ずつ(0.15%ずつ)で折半しますので、

$80万×0.15%(手数料)= $1200
$750÷3000NFT =$0.4 =52円(ドル円レート130円と想定)

現状で、1NFT当たり1日約50円程度ゲットできる計算になります。
5枚持っていたら、1日250円。
大したことないように見えますが、もしAstarチェーンが人気になり、取引が活発化されていけば、1日当たりの収入はもっと大きくなっていきます。
何よりも『持っているだけで』っていうのが、いいですよね!
まあ、取らぬ狸のなんとやらではありますが、トークン価格に左右されないという点においては、結構おいしいかなーと個人的には思います。

③参加プロジェクトやブーストを選べる


メリットの3つ目は、『参加プロジェクトやブーストが選べる』という点です。
どういうことかというと、①のところでも説明しましたが、StarSwapでは、NFTステーキングの実装が予定されています。
はじめはStarCardsのステーキングのみですが、ゆくゆくは色々なNFTをステーキングできるようになっていきます。
StarCardsのNFTを持っていると、StarSwap上で「どのプロジェクトのNFTをステーキングできるようにしようか」を投票で選ぶことができるようになるんです。

具体的には、「※AstarCat、※AstarPunksのどちらをステーキングできるようにしようか、先にAstarCatsかな。」みたいな感じで、投票をして、決めることができます。
また、「※AstarWitchはどう?」などと提案することも可能です。
※いずれもAstar上で発行されているNFTです。

例えばもし、『AstarCats』のステーキングが実装されたら、AstarCatsホルダーをStarSwapに呼び込むことができるので、取引が活発になることが期待されます。
そうなれば、手数料収入も増やすことができるので、StarCardsホルダーにとってもメリットは大きいというわけです。

また、『ブーストを選ぶことができる』とは、特定のDefiの通貨ペアのプール報酬にブーストを掛けて、報酬割合を上げることができる、ということです。
もちろん、投票により決定します。
なので、StarCardsを多く保有し、投票に対して強い影響力を持つことができれば、自身に有利になるようなブーストを掛けることも可能になります。
あくまで投票ではありますが、運営に影響力を持てることは、メリットとしては大きいんじゃないかなって感じです。

以上が、StarCardsについての説明でした。
ちょっと長かったですねー。
簡単にまとめると、
StarCardsとは、

StarSwapのガバナンス付NFT。
総数は3000枚。
メリットは大きく3つ。
・NFTステーキング
・手数料収入100%の分配
・プロジェクトやブーストを決められる

ということです。

これだけでもおなかいっぱいですが、さらにStarSwapに関してのNFTは、これだけではなく、もうひとつあるんです。
次は、その別のNFTについて、簡単に説明していきます。

別NFTプロジェクト『Skywarker』とは?


いや、もういいよって感じですよね。
大丈夫です、できるだけ手短にします。

もう一つのNFTは、『Skywarker』というものです。
これは5種類存在しています。
このNFTの存在意義は、『コミュニティーに感謝を表すこと』とされていて、詳細は現時点では不明です。
今わかっていることは、

・このNFTの購入資金の50%は、独自トークン$STARの買い戻し資金に充てられる
・StarSwap上でステーキングが可能になる

ということだけです。
『コミュニティに感謝を』となっているので、おそらく今後、コミュニティ内での特典等につながるものなるのだと予想されます。

この記事を書いている2022/6/8時点では、最初のSkywarkerである『SUMUI』がミントされました。
StarCardsを5枚以上保有している人には、3枚がエアドロップ。
StarCardsを1枚以上保有していれば、1枚@$200ASTRで最大5枚まで購入が可能。
ホワイトリストを持っている人は、1枚@$500ASTRで、最大10枚まで購入が可能となっています。

そしてここが面白いのですが、パブリックセールは行いません。
つまり、完全に内輪での販売しかしないということになっています。
コミュニティ第一のポリシーを貫いている形です。
欲しい方は、TOFUマーケットで2次流通を購入する形になりますね。
まあ、まだ詳しい情報がないので、今すぐ手を出すかどうかは難しいところですが、今後情報が出てきたら、またアップしていきたいと思います!

ロードマップと将来性


最後に、ロードマップについてです。

  • フェーズ1.
  • Astar Networkとの接続、Builders Application – 4月
  • フェーズ2.
  • StarCards NFTsの開始 – 5月5日
  • フェーズ3.
  • STARトークンのフェアローンチ(LGE) – 6月
  • StarSwap DEXのベータ版ローンチ – 6月
  • フェーズ4.
  • StarSwap DEXの安定版とその他のアップグレード – 7月~8月
  • フェーズ5
  • カーブガバナンス協議会のモデルに類似した、私たちの国庫のためのDAOを構築。

現在は、フェーズ2が終了し、フェーズ3前の段階です。
6月中にトークンローンチと、DEXローンチがあるので、とても楽しみにしています!

将来性について。
ここからは僕の個人的な意見です。
このStarSwapは、Astarのプロジェクトの中では、比較的将来有望ではないかと思っています。
というのはいくつか理由があります。

  • コミュニティを重視している
  • すでに期待値が高く、NFT価格も安定
  • 他のAstar上のプロジェクトの失敗

大きくはこんなところです。
特にコミュニティを本当に重視している点が、高評価。
なぜなら、今までのAstar上で失敗しているプロジェクトの多くは、コミュニティからの反感により失速したものがほとんどだからです。
StarSwapの場合、コミュニティ側からも、全面的にプロジェクトを応援しようという機運を感じます。
これってやっぱり大事です。

また、Astar上の有力プロジェクトだったStarlayが、上記理由で失速中のため、ワンチャンこのStarSwapがその座を奪取して、メインプロジェクトの一つとなる可能性も0ではないなーと思います。
もしそうなったら、StarCardsホルダーはじめ、コミュニティメンバーは多くの利益を得ることができそうです。

NFTであるStarCardsの価格が、ミント価格の2倍から全く落ちていないことも人気を表すバロメーターになっていると思います。
本当は安くなったら買いたいなーと思っているのですが・・・。

さらに先日、このStarSwapが、Astarのビルダーズプログラムの承認を受けました!

これにより、StarSwapはAstarからの資金面や技術面等のサポートを受けることができます。
AstarポータブルのDappsにも登録されるようになるため、今後ますます開発が進みそうです。

ということで、僕個人としてはホルダーということもあり、StarSwapにとても期待しています!
まだまだ情報も少ない状態で、プロジェクトとしては本当にこれからですが、温かく見守っていきたいです。
また追加の情報がありましたら、どんどんアップして、更新していきます!

〈リンク〉
>>StarSwap公式サイト
>>Twitter
>>ディスコード

今回は以上です。
何かの参考にして頂けたら嬉しいです。
それでは、よりよいクリプトライフを!

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