【初心者必見!】危険な仮想通貨エアドロップ3つの特徴【安全な受け取り方も解説します】
こんにちは、マサです。
仮想通貨を始めると、色々なところで無料でもらえるトークン(エアドロップ)の情報が入ってきます。
一見お得なのですが、気を付けないと危険な受け取り方をしてしまうかもしれません。
『Twitter名:ふぃぎゅさん』という方が、このことに対して警鐘を鳴らしてくれていました。
最近になって魔界最深部で観測された新種のエアドロップについてまとめておきます。
要約すると「上場済みの価格がついたトークンをvesting(ロック)付きでエアドロップしてマーケティングする」という手法です。
事例をいくつか紹介していきます。
— Fig / ふぃぎゅ君🐫 (@50923) February 27, 2022
今回は、このツイートをもとに、そんなエアドロップ情報に対しての良さげな立ち回り方を、まとめてみましたので、これから仮想通貨を楽しみたいと思っている方は、ぜひ読んでみてください。
忙しい人「エアドロップに危険とかあるの?そもそもタダでもらえるんだから、少なくとも損はしないんじゃない?」
マサ「確かにもらうのはタダですが、もらい方によってはお金を失いかねません。その理由も理解した上で、うまく立ち回れるようにしていきましょう。」
10秒でわかるこの記事の概要
結論:エアドロップの仮想通貨(トークン)でも、もらい方によっては税金がかかる可能性があります。
タダでもらえる=取得価格0円ではありません。
さらに危険なのは、もらったはずのトークンのロックが解除されず、税金だけがかかるケースです。
最近のトークンマーケティング(新規トークンの売り出し方)では、この危険なエアドロップ手法が増えています。
危険性があるエアドロップの見分けるポイントは、次の3点。
・ウォレットをコネクトするだけ等、条件があまりに簡単すぎないかどうか
・既にそのトークンに価格が付いているかどうか
・ロック解除後、自分で受け取れるタイプか、直接送られてくるタイプか
今後もこのマーケティング手法は増えていくと思われますので、その特徴を理解しておきましょう。
また今後、エアドロップ情報を見つけた際に、損をしづらい立ち回り方についても3点ご紹介しています。
どんなエアドロップなら損をしづらいのか、気になる方はぜひ続きをお読みください。
今回の内容
僕は今までたくさんのエアドロップをもらってきました。
中には、タダでもらった仮想通貨(トークン)が2万円ほどの値段になったこともあります。
ただ、中には詐欺も含めて、かなり危険なものも多くありましたので、そんな自身の経験も含めてお伝えできればいいなと思っています。
最近のエアドロップの主流について
危険なエアドロップの特徴を知る前に、まず、最近多いエアドロップのパターンについてお伝えしたいと思います。
🔥10,000 Airdrops(Terk), first come first served
💰 Reward: 10,000 Terk ~ 73$
👥 Referrals: 2500 Terk~ 18$
🚀 Airdrop Link: https://t.co/Y2QmvbVg9w#Airdrop #Binance #BSC pic.twitter.com/i18s6DDl2o— Terkehh #BSC (@TerkehhBsc) December 28, 2021
こちらはTwitterフォロワーが100万人以上もいる、Terkehhというプロジェクトのエアドロップです。
見て頂くとわかりますが、10,000枚のエアドロップで『~$73』とすでに値段がついていますよね。
この仮想通貨$TERKは、実はこの時点で既に取引所で売買できる価格がついていたんです。
ですので、このエアドロップは、もらった時点ですでに約8,500円程度の確定報酬という、とても美味しい案件でした。
さらに、プレセールも実施。
セール価格は1$TARK=$0.001。
このエアドロップ時点での取引価格は$0.06だったので、なんとセールでは約1/60で買えちゃうという超破格でした。
どうでしょう。
ここまで見ると、このエアドロップをもらわない手はないし、セールで買わない手はないですよね。
でも、考えてみてください。
なんでこんなメチャクチャなことが出来るのでしょう?
普通に考えて、無理じゃないですか?
実は、このカラクリのもとになっているのが、このエアドロップトークンの『ロック期間』です。
ロック期間とは、ある一定の期間、そのトークンを動かすことができない期間のことです。
なので当然、売り買いも出来ませんので、その間はどんなにトークンを発行しても、元々のトークン価格に影響が及びません。
例えば、この$TARKの場合、2月からエアドロップを始めて、4/22までロックされるという仕様でした。
ですので、少なくとも4/22までは現価格は維持されやすいということになります。
価格付きのエアドロップを大量に配ることによって、一気に知名度を上げる。
エアドロップはロック付きなので、現行の価格に影響は及ぼさない。
あげた知名度やホルダー数が、イコール期待値となって、現行価格の上昇を呼び込む。
すると、エアドロップでもらえるトークン価値がさらにあがるので、知名度がさらにあがる。
知名度が上がれば、また期待値があがる、というようなサイクルが生まれます。
これが、最近主流のトークンマーケティングの手法というわけです。
この手法を取り入れているのは、この$TARK以外にも、有名どころとしてはBullx100やMetawarなどがあります。
と、長かったですが、ここまでが前提条件です。
これを先に知っておいて頂かないと、危険性を十分に理解して頂けないと思い、お付き合いいただきましたm(_ _)m
ただ勘違いしてほしくないのですが、このマーケティング手法が悪いと言っているわけではありません。
むしろ、最近のマーケットに合った、優れた手法だなと思っています。
そして、この手法をとるエアドロップが増えているという事を知っておいて欲しい、というのが、ここでの趣旨になります。
ただ問題なのは、この手法を使ったエアドロップをもらった際、気を付けないと不利益が生ずる可能性がある、ということなんですね。
次から、具体的にどんな不利益があるのか、気を付けたいエアドロップの特徴と共に説明していきます。
気をつけるべきエアドロップの3つの特徴
結論、気を付けたいエアドロップの特徴は、次の3つです。
- 既に価格が付いている
- ロック期間があり、直接送付される
- ウォレットのコネクトだけなど、簡単すぎるタスクでもらえる
1つずつ説明していきますね。
既に価格が付いている
まず気を付けたいのが、すでに価格が付いているトークンのエアドロップです。
「え?価格が付いているなら、むしろ信ぴょう性があっていいんじゃないの?」
そう思うかもですね。
確かにその通りで、期待値も高いエアドロップには違いないのですが、ここで気を付けなければいけないのは、実は税金面です。
仮想通貨は、日本の法律では通貨ではありません。
ですが、無形で価値があるものです。
ですので、もらった時点で価値があれば、その価値分を取得したという形になるんですね。
例えば、すでに価値のある100万円分のトークンをエアドロップでもらった場合、税金的には『100万円取得した』とみなされる。
そうすると、この100万円に対して税金をかけるよ、という事になります。
仮想通貨は通常雑所得になるので、控除額20万円を引いても、今回の例だと80万円に課税がされ、現金で納税する必要が出てくるんですね。
なので、価格付きのエアドロップをあまり多くもらってしまうと、納める現金も多く必要になってくる、という訳です。
仮想通貨で払えればいいんですけどねー。
現金が必要になるかも知れないよ、という事に気を付けて、エアドロップはもらうようにしてください。
トークン価格がまだ付いていない場合はどうなの?
価格がまだ付いていない場合は、そのエアドロップでの取得価格は0円です。
0円なので、当然税金もかかりません。
ただし、その後売買して利益が出た際には、その利益に税金がかかりますので、その点はご注意くださいね。
「たとえ価格付きでも、売ってしまえばいいんじゃない?」
そう思った方も多いかと思います。
実はその通りで、例え100万円分のエアドロップをもらったとして、売って80万円利益がでれば、実質80万円は手元に残りますし、もともと100万円のトークン価値だったので、税金的には利益-20万円。
もちろん税金はかからない計算です。
丸儲け、と思いきや、次の条件が重なると、そうもいかない悲劇が待っています。
それは、そう、ロックです。
次で説明したいと思います。
ロック期間があり、直接送付される
気を付けて欲しいエアドロップの2つ目は、ロック期間があり、直接送付される、です。
このロックという仕組みは、売り圧を抑えて価格の下落を防ぐという効果があります。
しかしながら、ロック解除になったら、みんなが一斉に売り込みますよね。
なので、間違いなく価格は暴落します。
そうすると、いくらプレセールで安く買ったとしても、その価格以下になってしまうケースが結構多いんです。
そしてその場合、せっかくエアドロップでもらったトークンもほとんど無価値になってしまうんですねー。
それだけならまだいいのですが、最悪の場合、ロックが解除されないというケースも考えられます。
結局ロックを解除するしないは、そのプロジェクトの采配次第なので。
そして、これが本当に厳しいのですが、もし価格のついているトークンのロックが解除されなかった場合、最悪の事態になります。
なぜなら、取得価格での課税を逃れられなくなるからです。
例えば、100万円の価格付きエアドロップをもらったとします。
たとえ価格が暴落して1円になったとしても、売れれば、課税面では利益はマイナスなので、問題はないです。
しかし、これがもしロック解除できずに売れないとなった場合、間違いなく取得はしているので、100万円への課税分を納税しなければいけません。
手元のトークンは動かせない、でも課税はされる、という最悪のケースもありえるということです。
ですので、ロックのあるエアドロップに関しては、この辺を少し気を付けてみてください。
ウォレットのコネクトだけなど、簡単すぎるタスクでもらえる
これは今までのとはまた違う注意喚起です。
この簡単すぎるタスク(例えばウォレットを接続するだけ、メールアドレスを送るだけなど)のエアドロップの場合、多くは詐欺である可能性が高いです。
なぜ詐欺の可能性が高いのか。
それは、エアドロップをしている側の立場に立って考えると、とても明確です。
エアドロップをしているプロジェクトは、基本的には、そのエアドロップを通じて自分達のプロジェクトの認知を獲得したいとか、より多くのサポートを得ることなどを期待しています。
だからこそ無料で配布するんですよね。
であれば、より多くの人に知ってもらえるように、例えばTwitterをリツイートしてもらうとか、ディスコードに参加してもらうとか、プロジェクトの拡散が期待できるタスクを用意するはずです。
タスクの少ないエアドロップは、確かに人は集められますが、その多くはプロジェクトはどうでもいいといった人たちです。
そういう人たちを集めてしまうと、むしろロック解除後に即売りされて、価格の大幅な下落を招き、プロジェクト自体の失敗になる可能性もあります。
エアドロップを仕掛ける側からすると、ただウォレットを接続するだけとかのタスクって、メリットが全然ないんですよね。
だからこそ、ちゃんとしたプロジェクトほど、しっかりとしたタスクを設けている場合が多いです。
ということで、ただ単に人集めをしているだけのプロジェクトは、詐欺の可能性が高いので、少し慎重に行動するようにしてください。
エアドロップを見つけた時の立ち回り方
最後に、エアドロップを見つけた時の良さげな立ち回り方について書きたいと思います。
あくまで、個人的な考え方ですので、参考程度に読んでみてください。
立ち回り方は大きく3つあります。
- 価格のついていないエアドロップをもらう
- ロックがない、もしくは自分でclaimできるものを選ぶ
- バズる前に、流動性のあるDEXで少量買っておく
価格のついていないエアドロップをもらう
これは安全度が非常に高いですね。
価格が付いていなければ、取得時価格は0円です。
取得時の価格が0円であれば、たとえロックされたり、そのトークンを失ったりしても、利確するまで課税される心配はありません。
多くのエアドロップが価格のついていない場合が多いので、比較的選ぶのは容易だと思います。
ただ、価格が付いていたとしても、信頼に足るプロジェクトであれば、最悪ロックされることはないと思いますので、そこまで恐れる必要はないかもしれませんけれど。
ロックがない、もしくは自分でclimeできるものを選ぶ
ロックがないと書きましたが、正直ロックのないものは本当に少ないと思います。
なぜなら、ロックがないと売り圧が非常に高くなり、価格を維持しずらくなるからです。
ただ、ロックがあったとしても、一方的にウォレットに送り付けられる系さえ避ければ、大きな問題はないはずです。
なぜなら、自分で取得のタイミングを選べれば、課税を自分でコントロールできるからです。
たとえば、最初にご紹介した$TARKは、エアドロップが直接ウォレットに送られてくるタイプでした。
この場合、ウォレットで受け取った時点で、取得となります。
しかし、自分でエアドロップを請求(claim)するタイプであれば、請求したタイミングでウォレットにエアドロップが送られてくるので、そこで取得となるんです。
極端な話、請求しなければ、何もなかったことになります。
こんな感じで、自分で請求(claim)できるタイプのエアドロップであれば、自分でコントロールできますので、危険性は少ないと思います。
バズる前に、流動性のあるDEXで少量買ってみる
価格が付いていて、ロックがあるエアドロップを早くに見つけられた場合、それがバズって多くの人を集める前に、流動性のあるDEX(分散型取引所)で、その通貨を少量買っておくものおすすめです。
というのは、このマーケティングの手法は強力なので、すぐに多くの人が集まってきて、その流通しているトークンの価格も上昇しやすいからです。
ですので、早めに見つけて少量買っておいて、価格が高まったら、エアドロップの解除の前に売り抜いて利ザヤをとる、というやり方もやりやすいと思います。
もちろん、どれだけ早期に見つけることができるかが勝負となりますので、これは少し難易度が高めですが、立ち回り方としてはいいかなと思います。
まとめ
ここまで、エアドロップで気を付けてほしい点や、立ち回り方について解説してきました。
最後にまとめてみます。
- 既に価格が付いている
- ロック期間があり、直接送付される
- ウォレットのコネクトだけなど、簡単すぎるタスクでもらえる
- 価格のついていないエアドロップをもらう
- ロックがない、もしくは自分でclaimできるものを選ぶ
- バズる前に、流動性のあるDEXで少量買っておく
ポイントは、取得時点で課税対象になる、という点です。
この点と詐欺さえ注意しておけば、問題はないと思います。
なんだかんだと書いてきましたが、僕自身はエアドロップが大好きです。
怖がらせてすみません><
ただ、エアドロップ=全くのノーリスクという認識だと、いざという時に損しちゃうかも?という思いがあり、この記事を書いています。
ですので、通常であれば、エアドロップはお得がいっぱいなので、ぜひ積極的に活用していくのがいいのかなと思います。
その際も、できればご自身でちゃんとそのプロジェクトを調べた上で、参加するのがおすすめです!
これからも、できるだけ安全性の高いエアドロップの情報だけを選別してご提供していきたいと思いますので、また覗いていただけると嬉しいです。
素敵なクリプトライフを送っていきましょう!
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